【最終回】お茶の出し方 – 新入社員のためのビジネスマナー研修vol.7
今年4月に新卒で入社したデザイナーのkanaです♪
本格的に夏に入りましたね。蒸し暑い日が続いていますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
私はサロンで育てている植物の水やりを担当していますが、毎日汗だくになりながら水をまいています!
実は、今回でビジネスマナー研修の記事は終わりになります。
基本的なマナーをまとめていきましたが、いかがでしたか?
就活中の方の参考になれば幸いです!
最終回はお茶の出し方について、まとめさせていただきます。
お茶出しは、わざわざ足を運んで来て下さったお客様にくつろいでいただく為にするおもてなしです。
ディーネットのお茶出しは、実は一般的なものではありません。なので今回は一般的なお茶出しをご紹介します!
お茶の出し方
1. お茶をいれる
応接室にお通ししたらお茶を差し上げる。
◆お茶をいれるまえにチェック
・手、指は汚れていないか
・髪の毛はじゃまにならないか
・茶碗がきれいな状態か
◆美味しいお茶の淹れ方
①茶碗にお湯を入れておく 温かいお茶を淹れる場合は、淹れたお茶がすぐに冷めてしまわないように茶碗にお湯を入れて温めておきましょう。
②急須に茶葉とお湯を入れ、1分蒸らす
③お茶を淹れる お茶の濃さが均等になるように少しずつ均等に注ぎましょう。運ぶ際にこぼれてしまわないように、お茶の量は7分目程度にします。
④お茶の温度 通常の番茶の場合は熱湯、来客用として煎茶を淹れる場合は70~90度くらいが適正といわれています。
2. お茶を運ぶ
・お盆は胸の高さで両端を持つ
・自分の息がかからないように運ぶ
・応接室に入る場合はノックしてから入り、「失礼いたします」と一礼する
※こぼれてしまった時のために布巾を用意しておく
3. お客様に出す
・サイドテーブルがある場合は、一旦その上にお盆を置き、片手にお盆、片手で茶たくを持ち、上席のお客様から順に一つずつお出しする
・サイドテーブルがない場合はお盆を片手で持ち、片手でお出しる。
または、下座側のテーブルに置かせていただく。(その際に下座側の席の方に「失礼します」と了解と取る)
※身体がお茶の上におおいかぶさらないように気をつける
―――
▼ポイント
・基本的にはお客様の右側からお出しする(資料が置かれていたり、お客様の右側に壁がある場合は「左から失礼します」と声をかけて左側にお出しする)
・茶托にはお茶を運んで行った先で、お出しする前に乗せる
・大勢の人に出す場合は二人一組になってひとりがお盆を持ち、もう一人がお出しする
・長時間にわたる時は、2度目のお茶をお出し
4. 退出する
出し終わったら、お盆を脇に軽くかかえ、一礼する
5. 片付ける
・お客様がお帰りになったら、速やかに後片付けをする
・次のお客様が気持ちよく使えるよう、灰皿やゴミ、ホワイトボードなどもチェックする
お見送り
・エレベーターや玄関、車など適当な所まで送り、あいさつをして別れる
・エレベーターが来たら、お客様にお待ちになっていただき、エレベーターが閉まるまでお見送りする
・玄関までお見送りする時は、車が発進して見えなくなるまで見送る
ディーネットではドリンクの種類が多く、お出しするお菓子もドリンクに合わせて変えています。
今の時期は夏限定でコーラもお出ししていて、お客様にも好評です♪
お茶出しは直接お客様と接する機会になるので、会社の代表として身だしなみや言葉づかいなど細かな気遣いを欠かさない事が大切です。
私はまだまだお茶出しが上手いとは言えない状態なので、温度感のある対応が出来るように精進中です!
ビジネスマナー研修の記事は今回で一区切りつきましたが、今後のディーネットの記事もぜひチェックしてくださいね♪